売れるスタッフを育てるための最大のポイントは『環境づくり』:その2

こんにちは。

接客販売トレーニング&コンサルティングkocori(ここり)の坂本りゅういちです。

普段、接客販売員育成を主な活動としている私ですので、当コラムでは、スタッフが辞めずに成長をしていける仕組みづくりをメインとして、お話をしています。


前回の記事で、結構厳しめなことを書かせてもらいました笑。

前記事:売れるスタッフを育てるための最大のポイントは『環境づくり』

ご覧いただけましたでしょうか?

要約すると、

  • 売れるスタッフにするための、魔法のような方法は存在しない
  • やらせる側の都合で進めると、ロクなことにならない

という話でしたね。

今回は、その続きです。

スタッフが辞めずに、かつ、売れるスタッフになってくれるための育成方法について書いていきます。

当たり前の環境を作るとは?

前回の記事で、売れるスタッフを育てるための答えの一つは、

『売れるようになるために、考え、行動することが当たり前になっている環境』を作ることだと書きました。

長ったらしいですが、簡単に言いますと、

・スタッフが「売れるようになろう」と、自分で考えて動く

・それが当たり前になっている

ということです。

教育をする人、店長やマネージャーといった人たちは、この環境を作れるかどうかが、とても大事になってきます。

 

ここからちょっと、私が店長をやっていた頃の話をしますね。

私があるお店で店長をやらせてもらっていた頃、部下としてお店にいたスタッフたちには、接客未経験のスタッフや、経験があっても、得意ではないというスタッフが多くいました。

トレーニングをするにしても、本当に一からのトレーニングで、なかなかに大変だったことを覚えています。

そこで、取り組んだのが、接客ロールプレイングと、接客ミーティングです。

接客ロールプレイングでは、スタッフ同士で、スタッフ役・お客様役を決めて、実際に接客をしているようにトレーニングをします。

また、接客ミーティングでは、「どんな接客をすればいいか?」「どんな売り方をすれば、お客様に買ってもらえるか?」といったことに関して、お互いに意見を出し合い話し合います。それが使えるかどうかもまた、接客ロープレでトライしてみて、精度を上げていきます。

これらをやることで、ありがたいことに、スタッフたちの実力はみるみる上がっていき、部下の2名は全国トップ10の売上を獲得、その他のスタッフも、軒並み高い売上を上げてくれていました。

 

さて、ここで大事なことがあります。

それは、先ほどお伝えしたトレーニングを、スタッフたちが、毎日、時間を作ってやっていたということです。

 

”気が向いたらやる”をやめる

売れるようになるためのトレーニング自体は、正直、どんなやり方でも構わないと思います。

人によって、向き不向きもありますし、業種によっても、合う会わないが出てくるはずです。

しかし、問題はそこではなくて、ちゃんとやり続けられるかどうかだと思います。

なかなか売上が上がってこないというお店では、本当に気が向いた時だけトレーニングをやるというスタイルになっていることが多いです。

しかし、これだと、気が向くのを待たなければいけませんし、バラツキが出てしまって、成長の度合いを測ることも難しくなりますよね。

また、店長がそのスタイルになってしまっていると、スタッフたちは、「今日は練習させられるのかな」とビクビクしてしまったり、嫌々、やらされ感でトレーニングに臨んでしまう場合も出てきます。

こうなってくると、前回もお伝えしたように、スタッフは、「この店で働くの大変」と感じて、店を辞めてしまう可能性も出てくるのです。

 

でも逆に、最初から、トレーニングをすることが当たり前の環境だとしたら。

新しく入ってくるスタッフたちも、「この店は必ず毎日トレーニングをするんだな」ということが理解できます。

一番最初は、ちょっと大変に感じるスタッフもいるかもしれませんが、しっかり日々トレーニングを続けていく環境になっていれば、必ず慣れてきて、それが当たり前だという認識になるわけです。

結果として、スキルアップをする素地ができているのですから、売上も高くなってきます。

 

どんなことでもそうなのですが、その時々で、やるかやらないかの判断がブレるのが、最も人を迷わせることにつながります。

「昨日は白だと言っていたのに、今日になったら黒だと言っている」

そんな上司がいたら、あなたはついていきたいと思えるでしょうか?思えませんよね。

これは、トレーニングに関しても同じことが言えるのです。

 

そして、トレーニングや考える時間などを通して、スタッフが売れるようになっていくと、スタッフ自身が成長していることを実感することができます

成長が実感できた時、人はものすごい充足感を得ることができるので、これもまた、人が辞めない店づくりにつながっていきます。

ぜひ、日々、トレーニングを行ったり、成長について考え続けられるような環境を作って、スタッフが成長できる仕組みを持ってください。


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・2019年2月18日

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