『イメージの良いお店』を作る方法とは?

こんにちは。

「『人不足は当たり前』という業界の常識をぶっ潰す」という信念で店長研修を行っている松下雅憲です。

ではさっそく第5回目のお話を始めましょう。

前回は、「応募者は、ほんとうに『イメージ』で応募先を決めているのか?」についてお話ししました。

前記事:応募者はほんとうに『イメージ』で応募先を決めているのか?

今回は、「『イメージの良いお店』を作る方法とは?」についてお話ししましょう。

 

瞬間を見せる

さてさっそくですが、改めて伺いたいと思います。

いったい「イメージの良いお店」って、どんなお店なのでしょうか?

 

既存スタッフにとっては、「成長を感じることの出来るお店」と言うのがひとつの条件として存在することをお話ししました。

では、アルバイト希望者からは、「自分が成長出来るお店」というイメージってどのように感じることが出来るのでしょうか?

 

実は、このふたつは、共通の仕組みによって表すことが出来るのです。

具体的には、「既存スタッフが成長を感じている瞬間をアルバイト希望者に見せる」のです。

つまり、アルバイト希望者が、「あ、この店ってこんな風に教えてくれるんだ。こんな感じだったら、自分も働きやすいかも」という感触を得られるようにすれば良いのです。

 

アルバイト希望者に限らず、お客様から見て、スタッフ同士の会話や表情は、そのお店の「雰囲気」「イメージ」に大きな影響を与える重要な要素です。

しかし、店長やスタッフは、ともすれば「お客様の目や耳」の存在を忘れてしまいがちです。

お客様と直接接するときにしか、その存在を思い出さないのです。

不思議ですよね。

でも、事実です。

 

今、店内にいるお客様だけではなく、通路を歩いているお客様も、お店のスタッフを見ています。

ドアの外、歩道を歩いている通行人も、店内のスタッフの様子を見ています。

スタッフが、休憩中に店外を歩いていても、そのスタッフの顔やユニフォームで、お客様は「あの店の人」と認識し、その様子を見ています。

本社の人が来て、険しい表情でお店の様子を見ていても、その様子をお客様は見ています。

なぜ、そのことに気がつかないのでしょうね?

 

イメージを与える場面

私は、お店でベテランスタッフや店長が、新人スタッフを厳しく指導トレーニングしたり、叱ったり注意したりする瞬間をよく見かけます。

つい先日も、新宿のある百貨店の家具売り場で、ベテランスタッフらしき人が、新人スタッフらしき人に、伝票の書き方についてかなり厳しい言い方で注意をしていました。ほんの3mほどの所に、私がいるにもかかわらずです。

たしかに、私はその時、そのお店の「お客様」ではありませんでした。ただの通行人です。しかし、私は、そのお店で商品を買う可能性はあるのです。だから「お客様候補」なわけです。

でも、そのベテランスタッフから受けた「嫌なイメージ」で、そのお店にはもう行きたくないと感じたのです。

悲しいことですよね・・・

 

スタッフへのトレーニングの瞬間は、日々頻繁に発生します。もしも、その時の教える側の表情や物の言い方が悪ければ、いくらお客様には笑顔でニコニコ丁寧に接客しても、何の意味もないのです。バレているのです。

壁に耳あり天井に眼ありですよね。

 

ところが、「スタッフが辞めないお店」つまり「イメージの良いお店」では、逆にスタッフ同士のトレーニングの瞬間で「雰囲気の良いお店」と言うイメージをお客様に与えているのです。さすがでしょ?

 

スタッフ教育はとても大切ですが、それ以上に「その瞬間を見ている人がいる」ことを忘れないことは、「スタッフが辞めないお店作り」のためにもっと大切なことであることを忘れないでくださいね。

 

次回からは、「面接」についてお話ししますね。

お楽しみに!

 

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