【一日の始め方を見直そう!】朝礼の締め方で、スタッフのモチベーションが変わる?

こんにちは!

接客販売トレーニング&コンサルティングkocori(ここり)の坂本りゅういちです。

当コラムでは、『スタッフが辞めずに成長をしていける仕組みづくり』をメインとして、お話をしています。


つい最近、毎日配信をしているメールマガジンで、反響をいただいたことがありました。

販売力向上講座メールマガジン

その内容は、お店での『朝礼の始め方』についての記事だったのですが、案外、どうやって朝礼を始めるべきなのかといったことを教わっている人(店長)が少ないのかもしれません。

今回は、この辺りについて書いていきたいと思います。

なぜ、”朝礼の始め方”が?

そもそも、なぜ『朝礼の始め方』の記事を書こうと思ったのか?

それは、こういう部分から、スタッフのモチベーションの上がり下がりへの影響が出てしまうからです。

職場に行くのが億劫になってしまったり、モチベーションが下がってしまった経験をしたことのある方は、お分りいただけるかもしれませんが、朝礼という、1日を始める時間というのは、ものすごく気持ちを左右してしまいます。

モチベーションが下がってしまっている人にとっては、朝礼の場に出ること自体が苦痛になってしまうような人だっています。

その場面を想像するだけで、胃がキリキリしてしまうような…(これはもう、よっぽどの状態ですけど)

こういう朝礼のタイミングでは、やっぱり、スタッフのモチベーションが上がるようなやり方をすることが大事で、その日一日を気持ちよくスタートできる工夫が求められます。

ですから、何も考えなしに朝礼をしているようではいけないと思うのです。

どんなやり方が良いの?

では、具体的に、どんな朝礼をやれば、スタッフは気持ちよく一日を始められるのでしょうか?

これには、私の中で一つの答えがあります。

そう思う理由は、私自身が受けた朝礼の体験からです。

 

過去にいろんなお店で働いてきた経験上、私はいろんな朝礼を受けてきました。

そこで、先に書いたような、胃がキリキリするような朝礼を受けたこともあれば、逆に、「さぁ!今日も頑張るぞ!」と、意気揚々と店頭で出ていけるような朝礼を受けたこともあります。

そのことを振り返って考えてみると、朝からテンションを下げられてしまうような朝礼では、ダメ出しや暗い話題が多かったのです。

 

「昨日、お客様からこんなクレームを受けました」

「最近、皆さんの様子を見ると、たるんでいるように感じます。そんなことでは売上なんか取れませんよ」

場合によっては、怒号が飛び交うような場面にも遭遇したことがあります。

朝一、これからお客様の前に出て、笑顔で接客しようという時に、そんな朝礼を受けてしまったらどうなるでしょうか?想像に難くありませんよね。

そして案の定、そういう朝礼が続くお店では、スタッフのモチベーションが低く、

「今日も出勤かぁ…」

と、切ない悲鳴のような声を漏らしながら、出勤していくスタッフが増えていきます。

 

一方で、スタッフが明るい表情で店頭に散っていくようなお店では、どんな朝礼が行われていたか?

 

とてもシンプルな例なのですが、あるお店では、前日やその週などに頑張っていたスタッフを褒めたり、拍手をしてフィーチャーするような場面を作っていました。

「昨日、〇〇さんが、お客様からこんなに嬉しいお声をいただきました!」

みたいなことを伝えて、スタッフの頑張りを褒めていたわけです。

その内容は売上だけではなくて、本当にちょっとしたことにも及んでいて、普段気づけないような場所を掃除してくれていたとか、そういうことも含めてです。

そして、そういった、スタッフのテンションの上がる内容を伝えてから、

「今日も一日、みんなで頑張りましょう!」

のような感じで、朝礼を締めるのですね。

 

要は、これから店頭に立つスタッフを、叱りつけたりダメ出しをして、テンションを下げたまま送り出すのではなくて、必ず、テンションを上げてから送り出す工夫がなされていたのです。

これにより、朝礼の最後には、スタッフ全員が笑顔になっていますから、そのまま店頭に出ても気持ちよくお客様対応ができます。

とてもシンプルなことなのですが、これがものすごく大事なことなんです。

仕組み化してしまう

もちろん、厳しいことを伝えなければいけない場面もあるはずです。しかし何事もそうですが、始め方というのは、とても大事ですよね。

一日の始まりである朝礼で、毎日叱られたり、厳しい意見を言われ続けるようでは、スタッフはどんどん出勤するのが辛くなっていきます。

結果、そういう部分が積もり積もって、苦痛で退職の道を選んでしまう可能性だってなくはない話なんです。

ですから、どういう形で一日を始めてもらうのが良いかは、常に考えておかなければいけません。

 

ただ、それを考え続けるのが難しいという人もいるでしょう。

だったらやることは簡単です。仕組み化すればいいんです。

 

朝礼というのは、そもそも、流れがあります。

・数字(進捗や目標)の確認

・お客様情報の共有

・スタッフ情報の共有

・その他の共有

代表的なのはこういう部分ですが、これらの情報共有と目標設定、確認が目的であることがほとんどですよね。

それらをどんな順番で伝えるか、話し合うかを決めるのですが、朝礼の一番最後だけは、

『必ず、スタッフを褒めて終わる』とか、

『必ず、スタッフ同士でお互いの良いところを言い合う』とか、

『必ず、前向きな目標を伝え合う』とか、

『必ず、昨日の一番嬉しかったことを発表する』とか、

気持ちを上げてくれる内容でしめるのです。

 

そうするだけで、朝礼は気持ちよく終わり、表情も気持ちも明るく店頭に出ることができるようになります。

これなら簡単ですよね?

こういうことも、人が辞めない店づくりのための仕組み化の一つです。


細かい実務的な話にはなってしまいましたが、スタッフのモチベーションとは、こういう部分も大きく関わってきます。

ぜひ参考にしていただけたら幸いです!