【スタッフのモチベーションはこう上げろ!】三成タイプの特性心理学:2

こんにちは、特性心理学の笹田です。

いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

前回のコラムでは、特性心理学で考える三成タイプとのコミュニケーションの取り方について解説しました。

前記事:【スタッフのモチベーションはこう上げろ!】三成タイプの特性心理学:1


 

今回のコラムでは、三成タイプとのコミュニケーション法と、モチベーションを上げる勇気づけの言葉についてお伝えします。

特性心理学では、手のシワからその人の特性を知り、その特性に合ったコミュニケーションの在り方や、声かけの方法を提案しています。

特性を知った上で行う声かけは、スタッフの得意を無理なく伸ばすと共に、相互理解が深まり、信頼感が増していくものになります。

*特性心理学では、仕事上での特性が分かるように特性診断を行っておりますので、宜しければご覧ください。

外部サイト:日本特性心理学協会『特性診断』

http://tokusei-shinrigaku.jp/tokuseiichiran/

 

では、まず前回のおさらいです。

【石田三成タイプとは】

 【標準的な長さの知能線+知能線の終端がBのエリア】

 このような形状の知能線を持つ方は、

・周囲の状況を良く見ることが出来る

・状況に応じて適切な判断を下す。

・現実と理想のバランスを大事にした視点、

・行動と修正のバランスを良く兼ね備え、

・公平で偏りがない考え方に長けている

上記のような、参謀タイプです。

◆表のキーワード
良否を見抜く、公平性、思いやりがある、義理堅い、優しい
◆裏のキーワード
規則に厳しい、こだわりが強い、思い込み、正邪を裁く

知能線がこのような形状のタイプの方を、三成タイプと分類しています。

 

では、三成タイプとのコミュニケーション法とモチベーションを上げる勇気づけの言葉について、お伝えしていきましょう。

 

まず、コミュニケーションの在り方としましては、三成タイプの最も大きな特性である『周囲をよく見る適切な判断と、公平でバランス感覚に優れた視点』というところから、

理想と現実の間を見極めて、「どのようにバランスを保ちながら現実化させていくか?」というところに重点を置くことが大切です。

 

例えば、

「どのようにしたら、お客様を大切にしながらも、お店とスタッフが安定した状態を続けていくことが出来るか?」という視点に立って、

・「お客様に喜んで長く使ってもらえるものをおススメする時、どんな提案の仕方だと受け入れてもらえやすいと思う?」

・「スタッフのAさんとBさんの折り合いがあまり上手くいってないみたいだけど、二人がぶつかる原因は何だと思う?そして、二人ともがお互いに理解し合える方法って、何か思い付くことない?」

・「お店とスタッフが安定して続けて行くためには、お客様に喜んでもらえることが一番だとは思うんだけど、お客様に喜んで長く通ってもらうためには、どんな店づくりとスタッフの対応が喜ばれると思う?」

などと、お店、スタッフ、お客様の三者にとって、理想と現実のバランスを兼ね備えられるメリットを尋ね、否定することなく、しっかりと考えていることに耳を傾けながら、三成タイプの方が目指すものを共有していくような関わり方をすると、関係性が強くなると共に円滑なコミュニケーションが生まれます。

 

次に、三成タイプの方が喜ぶ言葉がけの種類。

 

「頑張れば叶う」「諦めなければ大丈夫」といった、努力と継続が大切なんだというような「頑張ればできる!」という根性論や理想論のような根拠のない言葉で褒められても、三成タイプの人はあまりピンときません。

なので、まずは、その人の目指す理想の形と実際の結果を認めることを、言葉にすることが大切です。

 

例えば、

・「○○さんの今日のお客さんへの提案良かったよ。あのお客さん、すごく喜んでたんじゃない?それに私が見てもすごく似合ってたよ。」

・「お客さんの好きなスタイルを崩すことなく、新しいものを加える提案がピッタリだよね」

 (上記二つは、その人の提案(理想)が、お客さんのニーズにマッチしてる結果(現実)を合わせた言葉がけをする)


・「Aさんと接する時にBさんの話題を出したり、Bさんと接する時にAさんを会話の中に引き入れたりして、間に入って、みんなの気持ちを和ませることが上手だよね」 

・「○○さんが間に入って意見してくれると、異なる二つの意見のどちらかを潰すことなく、両方の良いところを引き立ててくれるから、場も和むし助かるわ」(上記二つは、三成タイプのバランス感覚に長けた仲介役的強みを認めた言葉がけをする)


・「○○さんの状況を見て、気配りしながらの応対にいつも感心します。その気張りが、お客さんやお店のスタッフの笑顔に貢献してるんですね。」(配慮と行動を認めた言葉がけをする)

 

そして、三成タイプの方のモチベーションがダウンした場合。

モチベーションがダウンしている時は、思いやりのある言葉がけはもちろん大切ですが、結果だけを捉えた慰めや実現しそうにない例えを使った言葉がけでは、モチベーションの復活は見込めません。

三成タイプの方の状況を理解、共感したうえで、具体的に『配慮と行動』『提案と結果』『人と人などの仲介役的行動』を認めた言葉がけをすることが大切です。

 

例えば、三成タイプの特性であるバランサー、仲介役といった特性で、不仲であるAさんとBさんの間を取り持とうとして、良かれと思って取った行動が、裏目に出て、八方美人だと誤解されてしまい、ガッカリしている状態だとするなら、

「○○さんがAさんとBさんの双方の話をしっかりと聴いて、間を取り持とうとしていたのに、八方美人だって誤解されてしまって、あなたに二人の怒りの矛先が向いてしまったのは残念だよね。

でも、このままの状態じゃいけない。二人をこのままにしておけない!という、○○さんのお店の他のスタッフに配慮しようとした気持ちは、十分通じてると思うよ。

八方美人って、誤解されたのは残念だけど、八方美人って、コミュニケーションに長けた人でもあるもんね。

そのコミュニケーションに長けた感覚を持ってる○○さんのおかげで、助かってる場面がたくさんあることに感謝してるからね。」

というように、三成タイプの方には、表面的に見えていることだけでなく、その人の考えに基づいての行動したことを認めて伝えることが、コミュニケーションやモチベーションの向上のために、大切なポイントになります。

 

ぜひ三成タイプの方と関わるときには参考にしていただければ幸いです。


次回は、また別の武将タイプの特性の詳細について、お伝えします。

今週もお読みいただきまして、ありがとうございました。

来週もどうぞよろしくお願いいたします。