「すぐに辞めないスタッフになれそうな応募者を見抜く質問:その4」

こんにちは。

「『人不足は当たり前』という業界の常識をぶっ潰す」という信念で店長研修を行っている松下雅憲です。

 

今回は「すぐに辞めないスタッフになれそうな応募者を見抜く質問」の四つ目について解説しましょう。

 

お給料は誰から?

四つ目の質問は、

「お給料は、誰が払ってくれていますか?」

でしたね。

 

そして、理想の回答の一例は、こんな感じです。

「もちろん、お客様」

 

さて、こんな「あたりまえ」の質問はなぜするのでしょうか?

実は、「お給料はお客様からいただいている」という、ごく「あたりまえ」のことが「あたりまえ」では無い人が世の中には結構いるのです。

 

もちろん、厳密には、お給料は、お客様から直接いただいているわけではありません。

しかし、お客様がお店の商品をお買い上げ下さらなかったら・・・お給料は出ないんですよね。

と言うか、そのお店って存在出来なくなりますものね。

 

だから、お客様は「神様」ではないにしろ「お給料の元」とは言えるのです。

だから、お客様には「何度も何度も」お店に来ていただけるようにする必要があるのです。

それが販売にたずさわる人の役割だし責任ですよね。

 

ところが、まれにこういう感覚が理解出来ない人がいるのです。

 

私が、以前あるチェーン店のコンサルを始めたときのことです。

現場の声を集めようとした私が、何気なくあるお店の店長にこの質問をしたのです。

するとどうでしょうか、、、、その店長はこのように答えたのです。

 

「社長です」

 

確かに間違いではありません。

私は、「まあ〜そう答える人もいるよね」と思い、その後20数名の店長に同じ質問をして回ったのでした。

その結果、なんと全員が「社長」と答えたのです。

 

誰の方を向いて仕事をしているか

社員が、上司を見ながら仕事をする会社は少なくありません。

自分の評価や昇給や生活を握っているのは、上司であり幹部であり社長ですものね。

そうでは無い気持ちで入社してきた若者もやがては「上を見て仕事」をするようになることが少なくありません。

 

しかし、私が訪ねたのは現場の店長。

しかも、つい最近までパートとして働いていた人が多かったのです。

バリバリの現場ですよね。

 

そんな店長達が、もう目の前のお客様よりも本社の偉いさんの方を見ながら仕事をしている・・・・

この会社にはかなり根深い問題があるな〜と感じたものでした。

 

一方で、世の中には、しっかりと「お客様」を見ながら仕事をしている店長もたくさんいます。

そういうお店のスタッフは、もちろんながら「お給料はお客様からいただいている」と答えます。

だから、お客様により満足していただこうと、一生懸命になるのです。

 

アルバイトの採用面接で、こういう根っこの部分を理解している人を採用するか否かで、「スタッフが辞めないお店」になっていけるかどうかが決まってきます。

もちろん、採用してから教育していくのも可能ではあるのですが、採用時点で基本を理解してくれている、もしくは「そう言う感性を持っている」人を採用することで、短期間で「スタッフが辞めないお店」を作り上げることが出来るのです。

 

逆に、スケジュールが良いから、可愛いから・・・なんていう理由だけで、根っこの部分が理解出来ないタイプを採用すると、その後の店長の苦労は非常に大きなモノになってしまうのです。

 

あなたも是非、この質問を上手く使って、応募者の根っこを見抜いていきましょう!

 

次回は、「すぐに辞めないスタッフになれそうな応募者を見抜く質問」の五つ目について解説しますね。

お楽しみに!

 


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