【スタッフのモチベーションはこう上げろ!】幸村タイプの特性心理学:2

こんにちは、特性心理学の笹田です。

いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

前回のコラムでは、特性心理学で考える信長タイプとのコミュニケーションの取り方について解説しました。

前記事:【スタッフのモチベーションはこう上げろ!】幸村タイプの特性心理学:1


 

今回のコラムでは、幸村タイプとのコミュニケーション法と、モチベーションを上げる勇気づけの言葉についてお伝えします。

 

特性心理学では、手のシワからその人の特性を知り、その特性に合ったコミュニケーションの在り方や、声かけの方法を提案しています。

特性を知った上で行う声かけは、スタッフの得意を無理なく伸ばすと共に、相互理解が深まり、信頼感が増していくものになります。

*特性心理学では、仕事上での特性が分かるように特性診断を行っておりますので、宜しければご覧ください。

http://tokusei-shinrigaku.jp/tokuseiichiran/

では、まず前回のおさらいです。

【真田幸村タイプとは】

【長い知能線+知能線の終端がCのエリア】

このような形状の知能線を持つ方は、

・自らの理想や思いの実現を目指し、良い結果を求めるためにしっかりと考えて、様々なことを考える能力に長けている

・そして義理堅く、精神性を重視し、非言語の世界、言語化できない感覚を大切にするタイプ

表のキーワード
理想を大事にする、ロマンティスト、様々な可能性の想定、危険予知
裏のキーワード
お金に関心が低い、慎重すぎる、現実逃避、自らの世界に入り込む

知能線がこのような形状のタイプを、幸村タイプと分類しています。

 

では、幸村タイプとのコミュニケーション法とモチベーションを上げる勇気づけの言葉について、お伝えしていきましょう。

 

まず、コミュニケーションの在り方としましては、幸村タイプの最も大きな特性である『辛抱強さと可能性の先読み』というところから、このタイプの方と関わっていくには、

小手先の改革や変化を求めるのではなく、「あらゆる可能性を想定した将来の在り方の展望をどう、実現させていくか?」という大きなテーマを持つことが望ましいです。

幸村タイプの方は、「適当にやって、ごまかす」ということを良しとせず、納得いくところまで、とことん追求するというところがあるので、幸村タイプの特性でもある「辛抱強さ」をネガティブな方向で、そのままにしてしまうと、自分勝手に行動する頑固で偏屈な人と捉えられてしまうことがあります。

そのため、辛抱強く、可能性の先読みする能力を活かすためにも、孤立させないで共同作業を行わせ、時に見守るという視点で育成することを意識して欲しいと思います。

 

例えば、「この先、どのようなファッションが流行り、お客さまのニーズがどのような変化をしていくか?そして、それをお店として、お客様に対応し、アピールしていくか?」という視点に立って、

・「お客様にこれからの流行をお伝えすると共に、今あるものと組み合わせて使っていただけるような提案をするとしたら?」

・「お客様に流行りを先取する提案をすることで、結果その商品を長く使っていただけるとしたら、お客様に喜んでいただけると思わない?」

・「今あるものの着こなし方をアドバイスしたり、流行りを取り入れた+αの提案をすることで、現在、お使い頂いているものが更に引き立つという視点は、お客様に喜んでもらえるだろうか?」

などと、ファッションに関心の薄いお客さまや財布のひもが固いお客さまにも、新しい流行を取り入れながら、以前の物をムダにさせないプラスアルファを提案するバリエーションの数を増やすような視点を持てるように関わることが、可能性の先読みと落ち着いてじっくり取り組む幸村タイプの視点を活かし育てることになり、関係性を強化させ、円滑なコミュニケーションが生まれます。

 

次に、幸村タイプが喜ぶ言葉がけの種類。

「先読み」「理想」「努力」を大事にすることに大きなモチベーションを感じるのですが、小手先、適当、その場しのぎと感じてしまうことに、幸村タイプは嫌気を感じてしまいます。

思いを実現させるには、時間と努力が必要だと感じるタイプなので、まずは、幸村タイプの行動に目を向けて、実践している事実をねぎらってあげることが大切です。

例えば、

・「普段では、それを選ばないって、最初言ってたお客さんが、〇〇さんの「きっと似合うはずですからぜひ!」という諦めない提案で、渋々試着したのに。急にすごい笑顔になっちゃいましたね!」

・「いつも時間より早く来て、スタッフルームの掃除をありがとう!」

・「あの部分って、見落としがちなんだよね。そこに気づくなんてすごいよね!」

・「仕事を早く覚えようと時間より早く来たり、仕事が終わっても勉強してるって本当に感心するよ!」

 

そして、幸村タイプのモチベーションがダウンした場合。

モチベーションがダウンしている時は、思いやりのある言葉がけはもちろん大切ですが、表面上の言葉がけや社交辞令的な慰めでは、「適当なこと言って!」と感じるだけで、感情を逆なでし、回復は見込めません。

幸村タイプの特性を知ったうえで、状況を理解、共感して、具体的に『頑張ったこと』、『大事にしようとしていたこと』『未来の可能性』を認めた言葉がけをすることが大切です。

 

例えば、幸村タイプの特性である「努力と時間を惜しまない」ということを職場の上司から否定されて、落ち込んでいるとしたら、

「普段から、着実で丁寧に仕事をこなそうと頑張っている〇〇さんが、いきなり●●課長に「もっと早くやれ!」みたいに大切に思っていることを否定されたら、ガッカリしちゃうよね。

丁寧で失敗の無いようにすることが、〇〇さんの大切に思ってきたことだし、今までもそうやって力をつけて、頑張ってきたことなんだから、これからも〇〇さんのやり方で私は良いと思うんだけどな。

仕事は、丁寧さよりもスピードを優先する方が大事だなんて、状況も理解しないで、よく簡単に言うよね。

価値観や優先することが、見る人によって違って、中には自分の考えを押し付けてくる人もまだいるんだね。

でも今回、少なくとも●●課長は、そういう考えを持った人なんだってことが分かったね。

今度は、その価値観が違ったり、大切なものを見てる視点がズレてる人に、事前に期限や要求されていることを尋ねて、確認してみると、お互いのズレが生じなくなるかもね。

仕事だから、当然期限や要求されていることを確認するのも、おかしなことじゃないし、それにそのズレが生じなくなれば、いきなり早くやれ!とか言われなくて済むし、叱られなくなるから、心にも余裕ができるよね。

今回、叱られたことは残念だけど、仕事のやり方を見直して、うまく立ち回るチャンスになった気が私はするけど、〇〇さんはどうかな?」

というように。

幸村タイプの方には、努力と先を見越した戦略的思考とそれを実現させるための新しい視点の提案が、コミュニケーションやモチベーション向上のための大切なポイントになります。

ぜひ、幸村タイプの方と関わる時には参考にしていただければ幸いです。


次回は、また別の武将タイプの特性の詳細について、お伝えします。

今週もお読みいただきまして、ありがとうございました。来週もどうぞよろしくお願いいたします。