新人スタッフが辞めない初日オリエンテーションの仕組み

こんにちは。

「『人不足は当たり前』という業界の常識をぶっ潰す」という信念で店長研修を行っている松下雅憲です。

 

今回は「新人スタッフが辞めない初日オリエンテーションの仕組み」について解説しましょう。

勤務初日の気持ち

「さあ~きょうから初めてのアルバイトがスタートするぞ!あこがれのお店のスタッフになるんだ!ドキドキするな~」

 

覚えていますよね、「あの日」のこと。

そう、あなたにも絶対にあった「勤務初日」です。

 

「アルバイト先に選んだお店のスタッフの一員になる」

 

今までお客様として見て利用をしていたお店の、内側に入るのです。

なんだかワクワク、そしてドキドキしていたのを思い出しまたか?

 

あなたもかつてそうだったように、新人さんもまた「あこがれのお店をアルバイト先に選んだ」のです。

今日からその仲間、一員になるのですから、ワクワクするのは当たり前ですよね。

 

とは言うものの、新人にとっては「初めて経験する仕事」です。

他店舗で経験をしていた人もいるかも知れませんが、このお店では初めてなのです。

 

「ドキドキ」しますよね。

期待と同時に不安な気持ちもまたMAXなのです。

 

そんな彼ら、彼女らを迎えるあなたとあなたのチームメンバーは、どのようなことに気を付けることが大切なのでしょうか?

 

前回のブログでは「大歓迎」が大切だというお話をさせていただきました。

今回は、もうひとつ、『お店の空気に慣れさせること』についてお話ししたいと思います。

『お店の空気に慣れさせる』とは?

では、『お店の空気に慣れさせる』とは具体的にはどういうことなのでしょうか?

 

これは、「私たちは、お仕事を通じて誰に何をどのように感じて欲しいのか?」を理解してもらうことだと私は思っています。これが、初日に新人に理解してもらう最も大切なことなのです。

 

一般的な初日に良くあるのは、初日からたくさんの情報を、新人にドンドンぶつけて、頭のメモリーをオーバーさせてしまうことです。

一日も早く戦力になってもらいたいと、ドンドンとたくさんのことを教えちゃうのです。

それにより、新人は「最も大切な部分」を理解出来ずに一日を終えてしまいます

 

部分というのは「お店のミッションやポリシーやルールやお客様への想い」を、先輩スタッフ達がどのように表現しているのかを「じっくりと観させること」なのです。そして、仕事の途中途中で、それらを観てどう感じたかを考えさせる時間を持つことなのです。

 

これが私の言う「お店の空気に慣れさせる」という意味です。

ただお店にボオオッといるのでは無く、先輩達の動きのひとつひとつを観察させてその意味を考えさせるのです。

これが、初日のオリエンテーションで私が最もこだわっていたことです。

 

例えば、マクドナルドだと、こんなことをやっています。

出来たてのハンバーガーを厨房で試食してもらうのです。

パッケージする前の熱々のハンバーガーです。ムッチャ美味しいのです。この最高の状態を体感させるのです。

これにより、お客様に提供する最高の商品とはどのようなものかを理解させるのです。

 

あるベーカリーでは、工房で焼きたてのパンを試食させています。

そのベーカリーで10年以上働いているベテランスタッフは、いまだに初日のあのパンの味を忘れないというのです。

 

最高の状態を体験させることで、如何にそれをお客様に提供することが大切なことなのかを感じ取ってもらうのです。

 

お店の仕事とは、自分達のお店という空間で、最高の商品を、最高の接客で提供し、お客様に喜んでいただくのが使命です。その意味を初日にじっくりと感じ取ってもらうこと。その空気を身体にタップリと吸い込んでもらうこと。それを行うことで、きっと彼女は「辞めないスタッフ」に育っていくのです。

 

次回は、「初日オリエンテーションで押さえておくべきもうひとつのポイント」についてお話ししますね。

お楽しみに!


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