女性スタッフのことを、もっとよく知るために使いたい質問

womanstaff

こんにちは。長部愛です。

レディスアパレル会社での10年以上のマネージャー経験をもとに、おもに女性スタッフとの関わり方についてのコラムを書いています。

 

ある男性経営者のことば

先日、とある男性経営者の方からこんな話を伺いました。

 

「つい最近、女性従業員が辞めてしまって困ってるんです。正直言って、女性は難しいですね」

 

まわりにいらした男性たちが静かに大きくうなづいていました。

その光景が印象的です。

 

たしかに、難しいかもしれませんね。

 

でも、本当のところは、女性が難しいというよりは、『知らないから難しい』んですよね。

男性でも年代や育った場所が違えば理解に苦しむということもありますよね?

 

なので、知ることが大切だと思います。

 

まずは、相手のことを知りましょう!

 

プライベートが聞けるなら… 

スタッフの状態を知るためには、わたしはプライベートの話を聞くのが早いとは思っています。

 

ここで男性が心配になるのはこんなこと。

 

「男性である僕がいろいろと女性従業員のことを聞くのは、セクハラにならないか?」

 

この質問は何度も耳にしました。

 

セクハラは相手の受け取り方次第になってしまうので、たしかに難しい問題です。

 

たとえ同じことを聞かれてたとしても、

「この人に聞かれたらなんか嫌」と感じることもあれば、

なにも気にならないこともあるからです。

 

それは女性に限らず、男性でもそうですよね?

 

プライベートなことを会社の人には話したくないという人はいると思います。

 

では、そんな場合はどうしたらいいでしょうか?

 

 他にも方法はたくさんある

その人のことを知るためには、プライベートな話を聞くことがすべてではありません。

仕事の話を通してでも十分にわかるはずです。

彼らの仕事ぶりを見て感じることをフィードバックしながら、普段からそうなのかな?と思いを馳せてみるんです。

 

そして質問してみてください。

「いつも〇〇さんはテキパキ作業を終わらせてくれるね。いつもそんな感じなの?」

 

そうするとさまざまな答えが返ってきます。

A
「いや、家ではゴロゴロしてますよ。休みの日はほとんど家でゲームばっかりしてますね」
 

B
「家でもいつもこんな感じです。昔から、やることはすぐに終わらせたいタイプなんですよね」

ABでは、もともと根本の資質がちがうことがわかりますよね。

 

Aの人には、わたしなら続けてこう聞きます。

「なぜ仕事だとテキパキできるの?」

この答えにきっと彼女の仕事に対する考え方が出てくるはずですし、彼女のやる気スイッチがあるはずです。

 

Bの人には、こう聞きます。

「お店の中でもっとこうしたらいいのに、と思うことってある?」 

彼女のもともと持っている性質を活かして、日頃の思いを聞くことができるはずです。

 

そこには改善のアイデアが眠っている場合があります。 

こんな風に、仕事の話をしながらでも十分にスタッフの考えや思いを知ることはできます。

 

プライベートの話は聞きづらいな、と思っていた方には試しやすいのではないでしょうか? 

 

こうした話を続けていくと

「うちの店長(マネージャー)はちゃんと見てくれてるんだな」

「わたしの話をちゃんと聞いてくれるな」

と、スタッフも上司のことを知っていくんですよね。

 

そして、信頼関係が生まれてきます。 

すると、プライベートな話もしやすい間柄になるかもしれません。

スタッフからも相談しやすい空気もできてくるでしょう。 

「スタッフが何を考えているのかわからない」ということも少なくなると思いますよ。

 

こんな風通しの良いお店なら、そのお店の雰囲気はきっとお客様にも感じていただけるはずです。 

売り上げアップにも一役買うこと間違いなし!

 

女性スタッフへの接し方に悩んでいる男性上司の方に、参考になると嬉しいです。

womanstaff